スナック基礎知識
スナックとは?
「スナック」とは、「スナックバー」のことからきていて、軽食(=スナック)を提供するバーの意味になります。
飲食店免許で営業しているお店が多く、基本的にはお客さまの隣に座ってでの接客は出来ません。
店内はカウンターとテーブル席が二つ程で、小規模なお店が多くあります。
スナックは、雰囲気がキャバクラとは大きく違っており、スナックの方がとてもアットホームなお店になります。
また、カラオケを設置しているお店も比較的多いです。
キャバクラとの違い
①スナック→セット料金+ボトル代(キープ可)で時間は無制限。店の女の子は常時客席につくわけでもなく、指名制度もない。おなじみのママがいる場合が多い。
②キャバクラ→時間制が基本。女の子は、ほぼマンツーマン常時席に着く。ボトルキープ不可で焼酎・ブランデーが飲み放題。指名制あり。1時間たつと延長する・しないの確認がある。
③パブ→スナックと同じやりかたの店もあれば、キャバクラと同じやりかたの店もある。〇〇パブというような酒の提供以外のサービスをする店もある。
④クラブ→スナックをより高級にしたような店が多いが、名前だけクラブで安い店もある。
1番は雰囲気ではないでしょうか?
当然と言えば当然なのですが、まず、入り口からして、全然違います。
キャバクラはポーターと言ってお客さんを中に案内するボーイさんがいて、まず入りやすい。
スナックはというと、入り口に人も立ってなく、重厚の扉があるだけ。中々扉を開ける勇気も出ない感じです。
システムもキャバクラであれば入り口のボーイさんに聞けますが、スナックは中に入るまでわかりません。
しかし、その扉を開けてしまえば、逆にキャバクラ以上のアットホームな雰囲気が感じられます。
料金面も、店によって様々ですが、私がよく行く種類のスナックは、2.3時間で3000〜5000円位の店がほとんどです。
しかも、常連になると、付けがきいたりする店も少なくありません。
そういった意味でもスナックはキャバクラに比べて格安です。
次に働いている女の子の層です。
おばさんばかりというイメージですが、確かにそういうお店も多いです。
しかし最近は若いママさん、若いスタッフのお店がかなり増えてきています。
実際、私が最近贔屓にしているお店のママも30歳、働いている女の子たちもみんな24.5歳位です。
なので、年齢的には、さほど違いは無くなってきてるのが現状です。
が、接客は全く違います。
まずキャバクラでは、女の子がキャストと呼ばれています。要は、源氏名の女の子の役を演じているのです。
なので、ほとんどの女の子がありきたりな会話しか出来ず、そこに営業トーク的要素が加わってきます。
しかしスナックのスタッフの女の子たちは、ノルマなどに縛られることもなく、お店のアットホームな雰囲気のままでの接客なので、非常に自然体です。なので、こちらも構える事なく、自然体でお酒が飲めます。
女の子目的で行くもヨシ、ママに仕事の愚痴を聞いて貰うもヨシ、カウンターの端でしみじみ飲むもヨシ、カラオケで友人と盛り上がるもヨシ、貴方に合ったお店を見つけてみてください。
きっと貴方に合った良いお店が有るはずです。
勇気を出してスナックの扉を開けましょう!!!!
最近のスナックの女の子事情
一般的に言うスナックというのは、ママさんが、お店を切り盛りしています。
その中でチーママを雇っているお店もあれば、ママさんと同じ世代の女性を雇っているお店、若いアルバイトを雇っているお店と、お店の規模、形態により様々あります。
これから注目されていくのは、若い女の子達をを雇っているお店です。
今後、そういうお店はもっと増えていくことと思います。
元々キャバクラが存在しない様な郊外のスナックには、若い女の子たちのアルバイトがたくさんいます。
キャバクラという選択肢がないので、若い子たちは昼間よりも時給が高いスナックを選択するのです。
そしてキャバクラブームの終焉により、その傾向が増しているのです。
ちょっと前まで、キャバ嬢は、マスコミでも散々取り上げられ、若い女の子達の憧れの職業の一つでした。
しかし、キャバクラブームの終焉によりお客さんは減少し、またその世界の華やかさよりも、その裏側の嫌な部分(派閥争い、ノルマ、ペナルティ等)の方がクローズアップされるようになり、若い子たちは、キャバクラで働かなくなってきています。
大学生の女の子達が見るような一般求人媒体の高収入ページを見ても、以前の様にキャバクラ募集は減り、スナックの募集ばかりです。
また、逆にそのキャバクラブームの真っ只中だった世代、所謂、30代以上の世代の女の子達は、徐々にキャバクラでは働きづらい年齢になってきます。
お水の世界にどっぷり浸かっていた女の子達は、一流クラブなどに移っていきますが、それ以外の大半の子たちは、結婚でもしなければ中々昼間の世界に戻ることもできず、新天地として、スナックに流れ出してきています。
そういった観点から、最近のスナックは若い女の子達が増え、皆さんが今まで持っていたスナックのイメージとはちょっと違う、新しいタイプのスナックが増え始めているのです。
皆さんも怖がらず、是非、スナックの扉を開けて見て下さい。